2023年、年明け冬。休憩時間にテレビを眺めていると気になるスイーツが映りました。プリンの親戚なのですが、上層はプリン、下層はココアスポンジの2層で構成されているそう。
調べてみるとその未知なる食べ物はプヂンという名前であることが分かりました。2023年流行ると言われている話題のスイーツ。
今年ももう残すところ数ヵ月となってしまいましたが、お腹の調子と相談し、いざ突撃!
ブラジルのスイーツ“プヂン”
プヂンの正式名称はプジンジレイチコンデンサード。上層はプリン、下層はココアスポンジの2層構造になっているスイーツです。意味は練乳のプリン。ブラジルの家庭料理です。
調べてみると、東京でプヂンを食べられるカフェを発見。その中で筆者が気になったのは清澄白河にあるTOKAKU coffee+。
日本で唯一のプヂン研究科中津さんのブラジルプヂンが食べられるお店。調べたところプヂンも珈琲も評判で、雰囲気も良さそう。今年の干支であるうさぎのロゴにも惹かれます。
清澄白河に行ってみる
清澄白河には大きな庭園がある他、紅茶専門店やパン屋など個性的な店が並んでいます。
今回紹介するプヂンのお店の他にも素敵なお店がたくさんありそうでした。浅草が近いことも影響しているのかどことなく下町の雰囲気があり、大通りはトラックなどの通行も盛んです。
駅からカフェへの行き方
今回わたしは、錦糸町駅でJRから半蔵門線に乗り換えて清澄白河へ向かいました。
清澄白河駅は江東区にある駅で、半蔵門線と都営大江戸線が通っています。
清澄庭園のある方面(A3出口)に向かいます。
工事は終わっています(※2023年8月現在)
駅からGoogleマップで検索すると、目的地まで徒歩7分(600m)と表示されました。
地上に上がったら左に曲がり、公園に沿うように道なりに進みます。マップ上でも清澄庭園の存在感に圧倒されますね。公園が目印になるので、迷子になりにくいと思います。
蛇足ですが、筆者の足で清澄白河駅からお店まで徒歩9分35秒でした。
上品な甘さの不思議なプヂン
実は今回2度目の訪問になります。冬に訪問した際は残念ながら臨時休業日でした。この日は日差しが強く、ジブリに出てくるんか?と思うくらいのアニメ雲。店休日だったら泣きます。
遠くから見るとシャッターが降りていたように見え、まさか今回も店休日かと泣く準備で構えましたが、営業していたので安心。
注文はワンドリンクの注文が必須で、支払いは現金払いのみ。スイーツの持ち帰りはできません。飲み物は6種類のドリップコーヒー、カフェオレ、紅茶(ICE/HOT)から選べます。
店内には珈琲の良い香りが漂いますが、筆者はアイスカフェオレを注文しました。プヂンと合わせて1,100円でした。
プヂンを注文すると、目の前でカラメルソースをたっぷりとかけてくれます。
カラメルソースの上品な甘苦さと硬めプリンの相性はばっちり。店員さんがかけるソースの手元を眺めながら「そんなにかける?!」と思いましたが、食べ進めるにつれ物足りなくなります。カラメルソースだけで200mlは飲めそう。
あのお兄さんが実は中津さんだったのかな。
下層のスポンジもギュッと密で、硬め。
ケーキのスポンジは柔らかいものという先入観のもと、もうすこし柔らかいスポンジを想像していたので、そのギャップに動揺。
プヂンは味も食感も違うプリンとスポンジを別々に食べても一緒に食べても楽しめる、なんとも不思議なスイーツでした。
意外と食べ応えがあるので、カフェオレも楽しみながらゆっくり食べていると、ココアスポンジがカラメルを吸ってさらにビターな風味に変わっていきました。ミルクの風味が口当たりマイルドなカフェオレとの相性が抜群でした。
まとめ
訪れた時間は13時30分頃。来店時はわたしの他に常連と思われるお客さんが2名。店員さんと会話する姿が見られましたが、静かな店内に楽し気な会話が響いて居心地よく感じました。
30分くらい滞在する中でわたし1人になることはなく、常に数人のお客さんがいるような混雑具合。土日は満席になることもあるようなので、足を運ぶなら平日がおススメです。
【 TOKAKU COFEE + / 兎角珈琲 】
- 住所:東京都江東区清澄3-1-3
- 店休日:火曜日(※臨時休業日あり)
- 営業時間:10:00~18:00
- プヂンのテイクアウト、予約は不可
2023年に注目のスイーツ「プヂン」、話題に1度は食べてみてはいかがでしょうか?
おまけ:街歩きで見つけたもの
以下おまけです。清澄白河で気になったものを筆者ぼやきに合わせて紹介します。
お米屋さんの米粒&米粉入りコシヒカリアイス。お店の外からでも分かるお米の香りに目が奪われる。プヂンという目的がなかったら店内に吸い込まれたと思う。
サトちゃんムーバーとコンドームの自動販売機。まさか都内でお目にかかれるとは。地元の風を感じて勝手に親近感が湧いてしまう。
バナナを模した滑り台。ファミリーに混ざって楽しめるほどの精神力はなかった。
きびだんごを食べて桃太郎に会いに行こう。冬は公園で遊んでいる親子や休んでいる人がちらほらいたけれど、真夏の日差しの下は誰もいなかった。歩いてるのわたしだけ。
プチッと鍋。誰かの落とし物。ゴミは持ち帰りましょう。
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