【帰宅難民になって考える】自分を守る防災ポーチの中身12アイテム

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皆さん、防災対策してますか?わたしは先日、台風の影響で自宅に帰れなくなりました

大型の勢力ではないといわれた台風でしたが、線状降水帯の影響でなんと地元は冠水。帰宅手段が断たれ、予想外の連泊をすることに。

もう不安な思いはしたくない。自分を守るための防災ポーチを作成してみました。

外出時に役立つ防災ポーチ

防災への意識が高まっている昨今。災害に備えて持ち出し用リュックや食料品の備蓄を用意している方も多いのではないでしょうか。

防災ポーチとは0次に備えるお守りポーチ。1次の備え(持ち出し袋)や2次の備え(備蓄)とは異なり、常に携帯する最小限の防災アイテムです。「あると安心」を用意していきます。

濡れたら困るもの対策

帰宅困難になったことで真っ先に不安になったのはお金。この2つに関しては、無事に帰宅できた後まっ先に用意しました。

お金は濡れたらふやけるのでジップロックに

加えて盲点だったのはイヤホンやモバイルバッテリーなどの濡れたら困る電子機器

ついでにイヤホンもジップロックに

台風の強風雨を前に撥水加工のリュックは完全敗北。職場に辿り着いたあと中身を確認すると全体に荷物がしっとり濡れていました。

災害時は最新ニュースを追ったり、家族と密に連絡するので想像以上にスマホ充電の減りが速い。「あるから安心」と思っていたけど、濡れて使えなかったとき途方に暮れてしまいます。

ポーチの中身12アイテム紹介

緊急時にあると安心できるものは何か考え、用意したポーチの中身は12アイテム。災害時に使えるものだけでなく、日頃あると安心するものも入れた結果、重さは603g。持つとずっしり。

無印良品のナイロンケース4個セット(Mサイズ:約19×13.5cm)。毎日持ち歩くことを想定し、邪魔にならない大きさを選びました。

薄くて軽い生地のポーチですが、難点は薄い撥水・防水機能がないことと、衝撃を加えたら中身にダイレクトに伝わるところ。

中身はこんなかんじ。

①ホイッスル / ②小型ライト / ③カイロ / ④ゴミ袋 / ⑤絆創膏 / ⑥おしりふき / ⑦携帯トイレ / ⑧非常食(羊羹)/ ⑨携帯用歯ブラシ / ⑩お金 / ⑪モバイルバッテリー / ⑫エマージェンシーシート /(※順不同)

ホイッスル

閉じ込められたときや危険な目に遭いそうになったとき、自分の居場所を知らせたり、相手を怯ませるホイッスル。特に女性や子どもの場合は万が一に備えて携帯していると安心です。

本来であればバッグのファスナーやスマホなどすぐに取り出せる場所に着けておくものですが、実際はなかなかむずかしいのでポーチの外側に小型ライトと一緒につけています。

小型ライト

100均のライトから買い換え、完全防水で雨の日にも安心して使えるものを選びました。

災害時だけでなく夜道を歩く際や停電の際にもスマホの充電に頼ることなく灯りを使うことができるので、意外と重宝しています。

ゴミ袋

最近街中のゴミ箱が減り、ティッシュや薬のシートの持ち歩きに困ることが増えたので、100均の携帯用ゴミ袋を持ち歩くようになりました。

ロール型になった中身の見えない袋で、切り取り線で袋を切り取ることができます。ゴミ袋としてだけでなく、エチケット袋や濡らしたくないものを一時的に入れる場合にも使えそう。

絆創膏

怪我や靴擦れ対策にあると便利な絆創膏。自分以外にも友だちや家族の怪我にもサッと対応できます。使わない時間があまりに長いとべたべたしてしまうので定期的な確認が必要です。

おしりふき

ウォッシュレットが無いトイレや生理のときにあるとうれしい・便利なおしりふき。

おしりセレブは陰部だけでなく全身にも使えるので、お風呂に入ることができない場面では汗拭きシートとしても活躍します。

携帯トイレ

断水した場合や外出先のトイレが使用不可だった場合に備え用意した携帯トイレ。ポーチに入れるので小さいものを選びました。

食事は少しの間我慢できても、生理現象である排泄を我慢するのはむずかしいもの。また、トイレを我慢することによって膀胱炎などのリスクが上昇。体調を崩す原因にもつながります。

非常食

安心と信頼の井村屋の羊羹。

最近はバラエティショップやホームセンターの他にもスーパーで見かけることが増えました。味見のために食べたつもりがおいしくて止まらないになってしまいました。買い直さなきゃ。

最近、無印良品でも井村屋の保存用羊羹の取り扱いを始めたようです。肝心の味は………

購入時(2023年9月)時点での賞味期限は2028年2月7日。約4年5か月日持ちします。

携帯用歯ブラシ

以前当ブログでも紹介した水だけで磨けるトラベル歯ブラシ。長時間歯磨きができない環境は地味にストレスですよね。

購入したはいいものの使う機会がなかなかなかったので、小型であることを活かし防災ポーチの中に入れてみました。

お金

災害時の停電に備えて、1,000円札や小銭を用意しておくと安心です。

停電したときだけでなく、今回のように帰宅難民になった場合の宿泊費用や、通信障害でモバイルSuicaにチャージできなくなった場合などを想定し、すこし多めに用意しました。

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーはいつも持ち歩いている!という方も多いのではないでしょうか。緊急時はいつも以上にニュースを追ったり、家族と密に連絡を取るので充電器は必須です。

筆者は10000mAhのモバイルバッテリーを使っています。バッテリーがフル充電されている場合、iphoneSE3を2~3回は充電できます。

エマージェンシーシート

薄い素材でできたアルミシートで、保温防風に役立ちます。わたしはカサカサ音が少ない消音タイプのものを購入しました。畳んだ状態は意外とコンパクトです。

保温や防寒だけでなく、夏の日除けやレジャーシート代わりとしても活躍しそうです。

いつも持ち歩いているもの

防災ポーチの中には入っていませんが、常備薬おくすり手帳ウェットティッシュの3つは常に携帯するようにしています。

おくすり手帳

潰瘍性大腸炎の診断を受けてからは外出先での事件や事故に備え、おくすり手帳を携帯するようになりました。

手帳カバーに保険証や病院の診察券、家族の連絡先を記入したメモを挟んでいます。

常備薬

薬は毎食後服用しているので、外出時や仕事の日も服用できるよう常に持ち歩いています。

台風の日は最小限しか持ち歩いておらず不安になった経験から、予備の薬と合わせて2~3日分の内服薬と坐剤をポーチに入れました。

オリモノシート

下着汚れ防止とオリモノで体調を確認するためにオリモノシートを使っています。

筆者は低用量ピルで生理日をコントロールしているので、生理用品の代わりにオリモノシートをいつも多めに持ち歩いています。

防災ポーチまとめ

実は去年まで防災ポーチを持ち歩いていたのですが、今年に入り持病の症状が落ち着いたこと、通勤時間が伸びたこと(身軽になりたい)を理由に持ち歩くのをやめた矢先の出来事でした。

事故や震災はいつどのように訪れるか分かりません。万が一に備えて準備を整えておくと安心ですよね。わたしも追加の羊羹買ってきます!

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